『効率良くまつ育する』必要な
美容液とトリートメント使い分けについて
長くて綺麗なまつげを育てるために『美容液』を使われている方も増えてきました。
一方で「おすすめされた毎日まつげ美容液を使用しているのに、なかなか効果が現れない・・・」といったご相談も頂くことがあります。
効果的に”まつ育”を行うためのポイントについてご紹介していきます。
綺麗なまつげを育てるために
美容液とトリートメントの違い
まつ育を効果的に行うために、まず押さえておきたいポイントが『美容液』と『トリートメント』の違いについてです。
美容液・トリートメントのそれぞれの目的や成分を簡単にご紹介します。

美容液
美容液の主な目的は『これから生えてくるまつげに十分な栄養を与えることで、成長を促進する』ことです。
・ 血行を促進する成分
・ まつげの成長に必要な成分(ペプチドなど)
・ 毛根周辺のお肌を保湿する成分
などが美容液の主成分・作用であるため、まだお肌から見えていないまつげに対しては効果的である一方で、既に生えているまつげに対しては影響を与える作用が少ないと言えます。

トリートメント
トリートメントの主な目的は『既に肌の表面に見えているまつげ内部のダメージの補修と表面の保湿』です。
・ まつげを保湿する成分
・ まつげ内部の補修を行う成分(ケラチンなど)
・ 毛根周辺のお肌を保湿する成分
などがトリートメントの主成分・作用です。
美容液との大きな違いは「既に見えているまつげ」の補修を目的としている点だと言えます。
まつげの状態とその原因
毎日美容液を塗っているのに効果が感じられない原因としては『すでに生えているまつげのダメージによるもの』が考えられます。
まつげにはお肌や筋肉・骨などのように『自らを修復する機能』が備わっていません。
つまりは、一度受けたダメージは外部から補修をしない限りはそのままになってしまいます。
ダメージを放置すると、結果として「切毛」や「毛根周辺の乾燥」につながり、最悪の場合、本来のよりも早い周期で「抜けてしまう」ことにつながります。
まつげが抜けるタイミングが早まると、新しいまつげを育てることに多くの栄養が使われてしまうため、他のまつげの成長環境にも悪影響を与えかねません。
抜けやすくなる → 新しいまつげに栄養が使用される → 他のまつげに栄養が行き届かなくなる → 細く短くなっていく ・・・こういった悪循環が続くことで、徐々に短いまつげが増える原因になります。
傷んだまつげの特徴
- 数本だけ明らかに細いものがある
- 極端に短いものの割合が多くなっている
- 切れている・折れている
- 硬さがありビューラーやパーマがかからないまつげがある
まつげの状態別お勧めケア方法
まつ育を効果的に行うためには、状態に合わせたケアが必要になります。
ダメージがなく、太さや乾燥などが見られなければ「美容液」を使用するだけで綺麗なまつげを育てることができます。
一方で、細い・切れやすい方の場合は次のような徹底的なケアが必要になります。
細くなる・切れやすくなる主な原因は『内部の乾燥』や『栄養不足』です。
主に、ダメージや乾燥によってキューティクルが剥がれた隙間などから内部の水分が失われることによって起こります。
まつげパーマのパーマ剤は主に「水分の多い軟組織」に作用してカールをつけるため、乾燥したり傷んでいる場合はパーマのかかりや持続性が悪くなります。
傷ませてしまった場合は、次のような方法でのケアがお勧めです。
- 保湿:日中と就寝時に「ジェルタイプのコーティング」で保湿する
- 補修:月に1回程度サロンで「トリートメント」を行い内部を補修する
- 栄養:就寝前の「美容液」で不足しがちな栄養を補充する
まとめ
毎日頑張って美容液を塗ったとしても、既に生えているまつげのダメージを放置してしまっては十分な効果を得ることはできません。
美容液とトリートメントそれぞれの目的を理解し、ご自身のまつげにあったケア方法を行いましょう。
ご自身ではなかなかわからない「まつげの状態」も経験豊富なアンドシーのアイリストに是非ご相談ください。
ご予約・ご来店お待ちしております!